苗場山登山の初心者ルートを解説!電車と高速バスでのアクセス方法も紹介!

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甲信越地方
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この記事は各コース別に長い文章で書いたので、探したい箇所が見つけにくい。

目次をクリックし、見たらトップ↑に戻り、また目次から見たい箇所を探して見て下さい^^/

天空の湿原「苗場山」

  • 苗場山は日本百名山の一つで標高2145m。
  • 場所は新潟県と長野県の県境に位置する。
  • 登山時期は6月末から11月初旬です。
  • 山頂は広大な湿原で池塘(ちとう)と呼ばれる小さな池が点々とある。
  • 広さは約6.5km²を木道が長く続き交差しています。
  • 木道を歩きながら湿原の先に山々が見え幻想的な風景を醸し出しています。

写真は山頂の池塘。雲と池がイイコラボです^^

苗場山登山の初心者ルート

苗場山の初心者ルートを簡単に表にした。

初心者ルートの情報まとめ
番号 ルート 登山口 難易度 登り時間 アクセス 駐車場
小赤沢コース 3合目 3h30m しにくい 30台
秡川コース 和田小屋

秡川駐車場

普ー難 4h30m しやすい

車限定

20台
田代コース ドラゴンドラ

田代ロープウェイ

4h00m しやすい 800台

※②のゴンドラ、ロープウェイは秋限定コース。


①小赤沢コース

  • 最短コースの3合目登山口へのアクセスは、不便。
  • 3合目登山口へは新潟県民が車で行くのが(大変だが)まだ良い。
  • 麓の秋山郷で宿泊すると送迎してくれる。

②田代コース

  • 秋限定。
  • ドラゴンドラで紅葉を楽しめる。
  • アクセスしやすい。
  • 近場以外の方は、当日の日帰りは厳しく宿泊が必要。(ホテル、自然センター、麓宿、車中泊)
  • 高速バスで東京、神奈川から苗場プリンスホテルまで行ける。

 ③秡川コース

  • 関東側から車でアクセスするなら、コチラの登山口がイイ。
  • 関東以外でも(小赤沢登山口に比べて)アクセスしやすい。
  • 近くバス停がないので車のみのアクセス。
  • 登山口の和田小屋に宿泊出来る。
  • ロングコース

地図で各位置を表す

①小赤沢コース(こあかさわ)

  • 全コース中、最短コース。
  • 7月初旬でもコース一部に雪が残っている。
  • 岩の上を飛び乗って行く感じで滑るので注意。
  • 山道にトイレは無いが山頂と登山口にある。

地図

コースタイム

アクセス(苗場山3合目)

どこから行ってもアクセスしにくい。

新潟県中越地区からは比較的アクセスしやすい。

新潟県の津南町の大割野の交差点からR405を通って行く。

津南町から道幅が狭いジグザグ坂道を登って下ってまた登るので約1時間30分かかる。

自動車で行く場合

苗場山でナビ検索し「苗場山3合目」が候補に出てくる。

出なければ「のよさの里 牧之の宿」が最も近く、そこからは看板案内で行ける。

近くのICから2時間以上かかる。

近くのICは次の通り。(大雑把で簡単ではあるが)

3合目への各方面から近いICの表
各方面 各IC ICから3合目までの時間 IC後
新潟市、東北 越後川口IC 2時間10分 R117
上越市、富山、石川 上越IC 3時間30分 R201-R253
柏崎市 (柏崎IC) 2時間30分 R252
長野、山梨、静岡 豊田飯山IC 2時間50分 R117
関東 塩沢石打IC 2時間10分 R28-R353

この表の上の3つまでは、ほぼ直線的に行ける。

この表の下の2つの豊田飯山IC(長野、山梨、静岡)塩沢石打IC(関東方面)方面は回り込むように行く。


苗場山3合目ー各ICを地図で表した

  • Aが苗場山3合目。
  • Bが各IC
  • Cが各方面が通る津南町の交差点。

C地点近くに津南町役場前と津南町観光協会があり、道を訪ねたら地図をくれて丁寧に教えてくれた。

津南町役場の駐車場は広い。

公共機関で行く場合
駅から津南町役場前のバスへ
  1. JR越後湯沢駅からバスで45分後、津南町役場前へ。(森宮野行き)
    • または(飯山線)津南駅から徒歩20分で、津南町役場前へ。
  2. 津南町役場前からバスで60分で小赤沢へ。(屋敷・和山温泉方面行き)
  3. 小赤沢バス停から徒歩90分で登山口。方向指示する案内板がある。
    • または送迎付き宿の利用で登山口まで。

津南町役場前は↑の地図でのC地点近くです。

南越後観光バス←秋山郷線、和山温泉行で小赤沢で下車。地図が折り畳まれているのでクリックして開く
デマンドバス←秋山郷線バスに変わり現在運行中ー平成30年から。
秋山郷の宿泊一覧
バス停から登山口まで徒歩90分の道は、麓の宿の泊まれば送迎してくれる。

料理民宿 苗場荘

のよさの里 牧之の宿

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②秡川コース(はらいがわ)

秡川駐車場前にあるトイレ@100円ボックスへ

  • 初心者にはロングコースなので和田小屋に前泊し早朝に出発する事をおススメします。
  • 和田小屋からゲレンデを15分歩き、登山道に入って行く。
  • 途中から田代コースと合流。
  • 秡川駐車場にトイレあり。山道は無い。

地図

コースタイム

和田小屋

和田小屋前

  • 秡川駐車から徒歩15分登ると和田小屋がある。
  • 6月中旬~10月中旬に営業(例)2018年は6/9~10/20だった。
  • 秡川コースの宿泊には一番近い。ほぼ登山口です。
  • 公式サイトを載せておきます→和田小屋

苗場山 秡川コース。和田小屋前の登山口と登山ボックス

アクセス

  • 駅からバスは無いので、車のみになる。マイカー、タクシー、レンタカーのどれかです。
  • ナビで「秡川駐車場」でいける。
  • 湯沢ICから43分。
  • コンビニは地図に示すセブンイレブンのみ。
  • レンタカーは越後湯沢駅に4か所ある。

↓の地図で、

湯沢ICは「〒949-6102 新潟県南魚沼郡湯沢町神立1057」

越後湯沢駅は「ニッポンレンタカー 越後湯沢 営業所」として見てください。地図に上手く表記できませんでした。

越後湯沢駅から秡川駐車場のルート

③田代コース

秋限定で田代高原を中心にあるロープウェイ、ドラゴンドラ

  • ドラゴンドラで田代高原へ行くのをおススメ。値段表
  • 途中、秡川コースと合流する。
  • 高原にトイレあり。
  • 田代高原から第二高速リフトで、さらに上に行ける。
  • 紅葉シーズンで、ドラゴンドラから駅までも混雑する
  • 苗場プリンスホテル宿泊や麓宿は早めの予約が良い。

日帰りは厳しい

田代コースはゴンドラで紅葉を楽しみ、山頂駅の田代高原を散策するのが目的で、日帰りで苗場山まで登って行くのは帰りゴンドラ時間に間に合わない。(運行時間 朝9時ー夕方16時)

行けても途中の神楽ケ峰までが限界。苗場山まで行くのであれば、

↓の地図で赤丸が田代ロープウェイとドラゴンドラ。

地図

コースタイム

ドラゴンドラ

紅葉時のドラゴンドラ

ドラゴンドラは日本最長です。

プリンスホテルからシャトルバスあり。

  • 運行期間:10月初旬~11月初旬 例)2018年 10/6(土)~11/11(日)
  • 運行時間:9時~16時
  • 値段:往復2600円から割引セットを適用していく。子供はその半額。ペット500円。
  • 割引:プリンスホテル宿泊、団体割(15名~)、障がい者とその介護者、第二高速リフトとセット割。
田代ロープウェイ

田代ロープウェイとカッサ湖

  • 運行時間:ドラゴンドラと同じ9時~16時。
  • 期間:ドラゴンドラより一週間早く終わる。例) 2018年10/6(土)~11/4(日)
  • ロープウェイの床がガラス張りで、真下の景色が見れる。
  • プリンスホテルからシャトルバスあり。
第二高速リフト

田代高原からさらに、リフトを利用して上を目指す。

朝9時~15時半。

料金は大人往復1000円、片道700円。

乗り口は田代ロープウェイから徒歩約10分下る。

ドラゴンドラからは、すぐ近くにある。

リフトを下りてゲレンデを約30分歩いて上の建物を目指す。建物の近くに登山道に繋がる道がある。

アクセス

苗場プリンスホテルの公式サイトが参考になります。→苗場プリンスホテル

自動車で行く場合

↓の地図で位置ABCを2通り表記した。

  • (A)湯沢ICから国道17号線で21km(30分)ー新潟県湯沢町
  • (Ⅽ)月夜野ICから国道17号線で33km(50分)ー群馬県みなかみ町
  • (B)苗場プリンスホテル

苗場プリンスホテルー各IC

公共機関で行く場合

1.まずJR越後湯沢駅近くの南越後観光バス停まで行きシュネー駅へ。

  • バス:(小田原、横浜、池袋)から苗場プリンスホテルまで夜行で高速バスがある。冬のスキーシーズンだけのようです。夏登山は、残念ながらプリンスホテルまでの長距離高速バスは無い。東京発ー湯沢ICまでならあるが、湯沢ICからJR越後湯沢駅前の南越後観光バスまで徒歩15分くらいかかるので冬以外はJRで行った方が早く便利。バスサイトは→夜行高速バス
  • 電車:新幹線でJR越後湯沢駅で下車後、南越後観光バスで行く

【南越後観光バス(越後湯沢駅東口)】

南越後観光バス時刻表は苗場プリンスホテル公式サイトが分かりやすい。→バス時刻表

この「バス時刻表」では路線バスと表記されている。一日9本。

最短で越後湯沢駅発8:20~8:48田代スキー場着。徒歩10分で第二高速リフト9時発。

2、次にシュネー駅から南越後観光バスで、田代ロープウェイまで行くか、シャトルバスに乗り換えて、田代ロープウェイかドラゴンドラに行くかになる。

JR越後湯沢駅から各方面へのアクセスの表
↓各場所\移動手段➔ 公共機関1

南越後観光バス

(越後湯沢駅東口)

公共機関2

シャトルバス

(シュネー発)

 

駐車場

バス停シュネー、苗場プリンスホテル 約40分@660円 始発   3800台
ドラゴンドラ 停車せず(シュネー乗換) 5分   乗り入れ不可
田代ロープウェイ、二居田代スキー場 約35分@530円 10分   800台

*ドラゴンドラへはマイカー乗り入れ禁止のためシュネーバス停からシャトルバスで行くしかない。

【シャトルバス シュネー】

朝8時40分発、最終16時40分まで20分間隔で往復で運行

シャトルバス料金表(シュネー発)
大人 子供
ドラゴンドラ 400円 200円
田代ロープウェイ 500円 300円

ドラゴンドラへ一回につき無料。

ルートと登山口アクセス(例)

アクセス方法は沢山ある中、良いと思う例を挙げたが個人にあったスケジュールを立ててみて下さい。

またどのコースでも山頂の自然体験交流センターで宿泊してもいい。

おススメとして(マイカーあり)

登山口と下山口を変えて、車の移動サービスは無い。

  1. 小赤沢3合目
    • (津南町ー栄村間の道が急な曲がり坂の上がり下がりがキツく1時間半ほどかかる)麓宿で前泊か車中泊。
  2. 秡川コース
    • 湯沢ICから和田小屋。湯沢周辺で前泊しても良いし秡川駐車場で車中泊。日帰りも出来る。
  3. 田代コース
    • (湯沢ICから苗場プリンスホテルで前泊後、割引あり)

小赤沢コースと秡川コースを車でのアクセスを比べると、

秡川コースと小赤沢コースの最寄りICから登山口までの時間
コース 最寄りIC 登山口まで車で行く時間
秡川コース 湯沢IC 約50分
小赤沢コース 各IC 2時間10分以上

登山時間がかかってもアクセスしやすい秡川コースを選ぶ人が多い様です。

おススメとして(マイカーなし)

  1. ドラゴンドラと第二高速リフトの田代コースで登り、下山は秡川コース。秡川登山口駐車場からタクシーで越後湯沢駅へ
  2. 1と同様に田代コースで登り、山頂の自然体験交流センターで泊まり、田代コースで下山。
  3. 1と逆順で、早朝に秡川駐車場までタクシー。田代コースで下山(最終16時に間に合うように)
  4. タクシーで登山口の和田小屋に行き前泊後、(前泊は越後湯沢駅周辺でもイイ)秡川コースで登り、下山は秡川コース(タクシーで越後湯沢駅)か田代コース。
  5. 越後湯沢駅でレンタカー。秡川コースで登り下山する。
  6. 秋山郷の宿で前泊し小赤沢3合目まで送迎してもらう(宿泊者に限る)

天気

天気サイトを載せておきます。参考に。

てんきとくらす

Goo天気

マピオン天気

tenki

苗場山の感想

小赤沢コース

小赤沢コースは、2回行った。

1度目は杉の香りと心地よい風で、気持ち良い登山だったのを覚えている。

2度目は6月中旬で残雪がありアイゼンを持っていなかったので断念し引き返した。

小赤沢コースの登山口へ行く途中、大赤新道への案内板もあるが、コチラは登山口が分かりにくく道が雑草が茂り道幅が狭く、危険個所があり長いコースなので登る人が少ないのでやめた方がいい。。

小赤沢コースは初心者にはおススメコースですが、アクセスが大変なので麓の秋山郷で宿泊するのが良い。

秋山郷は周辺には神社、村役場、温泉や宿泊所があるが、他にコンビニやガソリンスタンドなど無い。

登る前に苗場神社に行き、安全祈願のお参りに行くとイイですよ。

温泉は楽養館↓

茶色い温泉で、湯の底に砂がある。

洗い場は4カ所と少ない。

建物の中は、大正時代の小学校みたいな昔の雰囲気です。

食堂もある。

秡川コース

秡川コースは、ロングコースなので、初心者は山頂の自然センターで宿泊するのがイイです。

麓に「街道の湯」という温泉と「みちの駅 みつまた」というお土産屋がある。

田代コース

田代コースで登った事がない。

それなので、田代コースで日本最長のドラゴンドラに乗ってみたいし苗場プリンスホテルにも泊まりたい。。

「ドラゴンドラ」という名前が格好イイw🐉

機会があれば、行ってみます。

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