月山の登山!初心者の日帰りコース3選!

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東北
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パワースポット「月山」とは

▲写真の「左、鳥海山」「中央、月山神社」「右、月山小屋」

  • 山梨県の中央にある標高1984mの山。
  • 全8コースあり、初心者~上級者まで難易度に合わせて登山出来る。
  • 山頂は神社、宿舎、休憩小屋、トイレがある。
  • 山頂からの展望は鳥海山、庄内平野、朝日連峰を一望できる。
  • 県内外、外国からも人気があり、毎年多くの登山者が訪れます。
  • 死と再生の聖なる山。

▲山頂神社に供養する霊祭所がある。

初心者の日帰りコース 3選

初心者おススメとしては

  1. 羽黒山コース
  2. 姥沢リフトコース
  3. 姥沢コース

月山の登山口は↓の地図の赤茶色の番号で示した。

山と高原地図より

Googlemapより

 

 

各登山コースの概要は以下の通り。

人気は5段階で5が一番ある。

各コースタイムと駐車場
番号 登山口 コース 人気 登り時間 駐車場 駐車台数
月山レストハウス 羽黒山(8合目)コース 3時間 八合目 150台
月山ペアリフト上駅 姥沢(リフト)コース 2時間

20分

姥沢駐車場 340台
月山スキーリゾート 姥沢(志津)コース 3時間

20分

姥沢駐車場 340台

 


1.羽黒山コース

  • 個人的には、羽黒山コースがお勧め
    • 登山時間は長いが、登る人が多くて、売店、休憩ポイントが多いため。
  • 山道を見守るお地蔵様に登山の安全祈願をしながら行きましょう。
  • 登山口まで近い宿が無い。

2.姥沢リフトコース

  • 次におススメがリフトコース
  • 全コース中の最短コース。
  • 木道が多く登りやすい。
  • リフト場が売店、休憩所でもある。
    • 晴れて天気の良い日は、リフトが気持ちがイイ。

3.姥沢(志津)コース

  • 整備された登山道。
  • 山頂までトイレ、避難小屋は無い。
  • 登山口まで近い宿が多い。
  • リフト営業時間を待たず登れる。
  • リフトコースと合流するまでは、
    • 人は少ない。
    • 水が流れていて、濡りやすい。
    • 熊が出る可能性あり。

マイカーアクセスして登り口と下山口を変える場合、(山を横断したら)車を取りに戻るのに、車の移動サービスは無く、公共機関で戻るには、かなり不便。タクシー移動しても、1万円以上はかかるので、やめた方がいいでしょう。

① 羽黒山コース(8合目)

▲写真は御田原参篭所

  • 名前が羽黒山とあるが、羽黒山経由で登る訳ではない。
    • 近くにある羽黒山側から登るという事で、羽黒山は別にある。
  • 山伏、行者が登るコース。
  • 強風あり。
  • 8合目は標高1400mなので山頂の標高1984mの高低差500mを4kmに及ぶ、なだらかな傾斜を歩いて行きます。
  • 登山口の月山8合目駐車場、レストハウスにトイレがある。
    • トイレ一回使用毎に100円。

▲レストハウスのトイレ

登山道

  1. 最初は木道で、残りは岩の上を歩いて行きます。
  2. 登山道の途中にある御田原参篭所、佛生池小屋にトイレ、売店がある。
  3. 鳥海山を背に登っていくと7合目くらいから朝日連峰が左側に見える
  4. 「行者返し」が急斜面の岩場。
  5. 山頂手前にある三角点が月山で一番展望が良い。
    • 三角点は、5畳ほどの狭さ。3人いれば狭く思いる。

地図

コースタイム

▲山と高原のアプリから引用


▲弥陀ヶ原湿原(最初の迂回ルートにあります)

▲月山神社中之宮 境内

▲羽黒山コース途中にある「仏生池小屋」前から。

▲行者返し。岩場です。

登山口アクセス

自動車:「月山8合目」か「月山レストハウス」を目指す。鶴岡ICから約1時間。

通行期間:7月1日から10月初旬(月山6合目ゲートは10月下旬で閉鎖)

公共機関:以下の方法。

1.鶴岡駅からバスで(エスモール)月山八合目へ。エスモールバスターミナル

鶴岡駅前 ― 羽黒山頂 ― 月山八合目:約90分。

2.鶴岡市のタクシー会社

・庄交ハイヤー株式会社-0235220055

・株式会社ハイヤーセンター-0120254196

・湯田川ハイヤー-0235352177

地図は 鶴岡IC-鶴岡駅前ホテル経由ー月山8合目

▲写真は月山8合目バス乗り場

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前泊宿

下の地図で赤茶色のベットマークです。ほとんど鶴岡駅前です。

東京第一ホテル鶴岡に泊まりましたが、展望風呂でした。


月の沢温泉北月山荘

  • 「月の沢温泉北月山荘」は月山8合目から一番近い宿。地図を↓に示す。
  • こちらは、日帰り温泉もある。入浴料金350円。
  • 8合目まで車で32分。
  • 休日もあるので、問い合わせて行った方がよい。@休日は、電話に出ない様子。
  • 公式サイト 月の沢温泉北月山荘

日帰り温泉

② 姥沢リフトコース

  • 最短コース。姥沢コース(志津)より約1時間早く登れる。
  • リフト場に売店、食堂がある。
  • 家族やツアー客がよく使う。

▲ロープウェイ乗り場入口の売店、食堂

▲写真は、月山リフトから。

登山道

  1. 上駅で標高1520m。(山頂1984m)スタート。
  2. リフト上駅から牛首まで行く
    • 少し遠回りになるが姥ケ山を経由してもいい。
    • 下の地図で赤丸を付けた。
    • 木道を歩き続けます。
    • 最短距離で行くより登りは20分、下りは10分、時間がかかってしまう。
  3. 後半戦は、石段です。
    • 後半、運が良ければ日本海に粟島あわしまが見えます。

地図

場所と時刻

▲山と高原のアプリから


▲木道を永遠と歩き続けます。

▲たまに後ろを振り返ると見える景色。

▲7合目付近から、石段が続きます。展望は、ガスが無ければ、かなり良い

▲9合目付近にある鳥居

登山口アクセス

【自動車】

  • 姥沢駐車場まで月山ICから30分、西川ICから50分。
  • ナビ検索「月山リゾートイン」が良い
  • 周辺20km以内にガソリンスタンドなし。
  • 駐車場は姥沢駐車場(200円)か宿泊先の駐車場。
  • 月山ICについて
    • 山形自動車道、月山花笠ライン、112号が交差している所。
    • 山形駅方面から月山湖PAの次。
    • 月山IC出入り口は迷いやすいので、ナビや案内板をよく見て行先に注意して下さい。

▲写真は姥沢駐車場@美化費として200円かかる。朝6時頃回収しにくる

【公共機関】

  1. バスで行く
    1. JR山形駅東口で高速バス40分で西川バスストップ
    2. 徒歩2分で西川ICバス停
    3. シャトルバス乗り換え40分で月山姥沢口へ。
      • 乗り換えバス停が同じ場所は「月山口」だけだが本数が少ないので西川バス停で乗換が良い
      • 高速バスは予約制。一日4便。
      • 時刻表はロッヂやつなみのサイトが見やすい→ロッヂやつなみ
  2. 月山観光タクシー:電話 0237ー74ー2310
  3. レンタカー:山形駅周辺
  4. 送迎付き宿(登山口から近い順)
    1. 月山リゾートイン:電話 0237-75-2316
    2. ロッヂかしわや: 電話 0237-75-2241
    3. ロッヂやつなみ:電話 0237-75-2533
    4. ほていや山の宿:電話 0237-75-2431

問合せて聞いてみて下さい。

↓地図は 山形駅東口ー西川IC経由-姥沢駐車場

リフトについて

リフト料金表
大人1人 団体(20人以上)
片道 580円 530円
往復 1030円 930円

*子供料金は一回当たり約150円、大人より安い。

  • 営業期間:6月中旬~10月下旬(夏山リフト用)
  • 営業時間:8:00~16:30(7・8月の土日祝日は7:30から営業)
  • リフト時間:20分間
  • 連絡先1:月山ペアリフト下駅 TEL0237-75-2025

▲写真はリフト上駅

日帰り温泉

登山口の宿はチェックアウト後は、別料金で入れる。

ゆきしろ: 山形県西村山郡西川町志津5 電話0237-75-2033

③ 姥沢コース(志津)

  • 2番目に早い最短コース。朝一で、早く登るのに良い。
    • 月山リゾートインに前泊したが、朝5時に出発で弁当を作ってくれた。
  • リフト営業開始が朝8時からなので、このコースで7時過ぎに登るならリフトに追い越されてしまう。
  • リフトは下山時に利用しても良い。
  • 全体的に、木道、岩の道が続き、やや単調なので少し飽きがきます。
  • 登山道はリフトコースと重複しています。

登山道

  1. 前半のリフトコースと合流まで
    • 熊が出る。 熊鈴を持って行きましょう。
    • 熊ポイントは、沢の音がザーとしている先が見えない曲がり角、木や藪に囲まれた先が見えない道。
    • 沢の辺りの道は湿っている岩の上を歩く。滑りやすい
    • 気付けば熊の方が逃げると月山リゾートインのスタッフさんが言っていました。
  2. 中盤の姥ケ岳との分岐にベンチがある。登山道に避難小屋、トイレは無い。
  3. 7合目付近から庄内平野、鳥海山が見える。
    • 8、9合目付近は位置的に鳥海山が見えなくなる。
    • 山頂からは鳥海山は見える。

地図

コースタイム

▲山と高原アプリから


▲リフトコースと同じ道を通ります。

この道を真っ直ぐ行き、突き当りの左右の分岐を右に行きます。左はリフトコースです。

▲写真は姥沢コースの木道

この分岐点までは、熊出没の可能性があります

▲休憩場。姥ケ岳との分岐にベンチ。リフトコースと共通。

▲9合目付近にいる、延命地蔵尊。

登山者の安全を見守ってくれています。

ジグザグ坂道の真横にいるので、下や正面を向いて登っていると気付かず通り過ぎます。

登山口アクセス

登山口アクセス、登山口周辺、、駐車場日帰り温泉、前泊の内容は姥沢リフトコースと同じ

月山神社について

月山神社

▲写真は月山山頂にある月山神社

  • 7/1~9/15までの期間、神社は開かれている。
  • 神社境内は、石垣で囲まれて出入口は一か所。
  • 境内は撮影禁止。

御払いについて

  1. 入ってすぐ右の窓口で御払いをうける。
    • 御払い料金を500円払います。財布を持って行きましょう。
    • 自分で人型の紙に体の部位で気になる所を摩り、近くの水に入れる。
    • 神主から「頭(こうべ)を垂れて下さい」と言われ御払いを受ける。
    • 神主さんから御守が貰えます。
  2. 御払い後は、神社内に入れます。
    • 境内は反時計回りに進んで行く。
  3. 入って行くと賽銭箱と月読命が祀られている神社がある。
    • 周囲は石垣に囲まれて中央に神社がある。
    • 石垣にも小さな祠があります。
  4. 次に進むと御守など売ってる売店がある。
  5. 最後にロウソク、線香が無人で売ってあり、火をつけ近くの祠に供える。
    • 風が強く、なかなか火が付きにくいです。

▲写真は月山神社順路の看板を撮影した

山頂の月山小屋前に集まる山伏さん

月読命

  • 月山山頂にある月山神社は、月読命つきよみのみことが祀られている。
  • 天照大神が太陽なら月読命は月のような存在。
  • 天照大神の弟神とされ、夜の神、月の神ともいわれている。
  • 古事記に登場回数が少なく、謎多き神様です。

出羽三山神社の一つ

月山、羽黒山、湯殿山の各山に神社があり、3つの山を「出羽三山」と云っている。

月山は出羽三山で一番標高が高い。

月山だけでもパワースポットだが、出羽三山の3つの神社へ合わせて行けば御利益がアップするようです。


羽黒山

羽黒山は、車でも行けるが、麓から歩けば1時間ほどで山頂神社に着きます。

登りながら各神社や五重塔、茶屋で休憩しながら行けます。

湯殿山

湯殿山は、マイカー規制で麓の駐車場からバスか徒歩で移動する。

歩けば20分くらいかかる。

駐車場は大きな鳥居があるのが印象的だった。

湯殿山の境内に入ると撮影は禁止。足湯があり、供養する所がある。

月山へ続くルートがある。このルートは、湿り気があり岩場が滑りやすく長いのでおススメしない。

月山で思う事

▲写真は月山から見る庄内平野と日本海

僕が月山に登山した年は、頭痛と腰痛がひどく月山神社でお祓いをした時に、健康を願った。それが良かったかは、分からないが、今は頭痛も腰痛も軽減している。

僕が考えるに、この山は騒がしい事を嫌う。大きな声を出したり、はしゃいだりするのはやめた方がいいでしょう。観光客が増え賑やかになる事を望んでなく、そっとしておいて欲しい様子です。静かで落ち着いた気持ちで参拝する事が大事だと思う。

冷たさと暖かさが入り混じった不思議な感覚がします。遠いが毎年登りたい山です。

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