槍ヶ岳とは
- 長野県松本市・大町市・岐阜県高山市の境にある山
- 日本百名山の一つ。日本で5番目に高い標高3,180mの山
槍沢ルート
一般的には槍沢ルートが良いとされます。
2泊か3泊で行く事を勧めます
槍沢ルート:上高地-明神-徳沢-横尾-槍沢ロッジ-槍ヶ岳
- 登り 11時間30分(実際に登ると約8~9時間)
- 下り 8時間30分(休憩しながら下ると、それくらい)
2泊3日 | 1泊2日(キツイ) | |
1日目 | 1日目 | |
①上高地バスタ | 10:00 | 6:00 |
② 明神分岐 | 11:00 | 7:00 |
③ 徳澤 | 12:00 | 8:00 |
④ 横尾 | 13:10 | 9:10 |
昼飯 30分 | 休憩 10分 | |
④ 横尾 | 13:40 | 9:20 |
⑤ 一ノ俣 | 14:40 | 10:20 |
⑥ 槍沢ロッヂ | 15:20 | 11:00 |
2日目 | 昼飯 30分 | |
⑥ 槍沢ロッヂ | 6:00 | 11:30 |
⑦ ババ平テント場 | 6:45 | 12:15 |
⑧ 槍沢大曲り | 7:40 | 13:10 |
⑨ 天狗原分岐 | 8:40 | 14:10 |
⑩ 殺生ヒュッテ | 10:50 | 16:20 |
⑪ 槍ヶ岳山荘 | 11:30 | 17:00 |
3日目 | 2日目 | |
⑪ 槍ヶ岳山荘 | 6:00 | |
⑫ 槍ヶ岳 | 6:30 | |
山頂タイム 30分 | ||
⑫ 槍ヶ岳 | 7:00 | |
⑪ 槍ヶ岳山荘 | 7:20 | |
山荘に置かせてもらった荷物を回収。 | ||
⑪ 槍ヶ岳山荘 | 7:30 | |
下山ー休憩しながら約8時間半。 | ||
①上高地バスタ | 16:00 | |
最終便バス 16:55まで上高地バスタに到着すればイイ。 |
自宅からさわんどまで近い人なら一泊でいけるかもしれません。遠い人は2泊がいいです。
沢渡バスについて
- 上高地バスタに行くには、「さわんどバスタ」か「さわんど大橋」で、切符を購入して、バスに乗る。
- さわんど大橋が分かりやすい場所です
- 乗車時間 @約40分
- 片道料金 @1300円
- 周辺駐車場 @一日700円ほど 約300台くらいか
- バス始発5時
▲さわんどバスタ
①上高地バスタ
▲上高地バスタ1
- 沢渡からバスに乗り上高地に到着
- 売店、食堂、トイレ、郵便局が周辺にあります。
- 標高約1,500mある。
▲上高地バスタ2 @帰りのバス
▲かっぱ橋前
- 5分ほど歩くと「かっぱ橋」。有名な場所ですね。
- 観光地なので観光客が多い。
▲かっぱ橋
- 槍ヶ岳ルートでは、かっぱ橋は渡らない。
- 橋は結構、揺れる。
- 渡ると、商店街が並んでる
- 川を左側にしながら、進んで行く。
- 左右にキャンプ場がある。
- この先、平たんな道が約3時間ほど続く。
▲トイレ
- キャンプ場なので、トイレもある。
② 明神分岐
▲明神分岐
- かっぱ橋から約1時間歩くと明神分岐
- 明神館がある。@トイレ、売店、食堂
- ルートから外れるが、穂高神社奥宮がある @片道10分
▲徳澤ロッジ
- 遠くから見た感じ、徳澤ロッジは、人の気配が無かった。
▲徳澤のテント場
- 徳澤手前にテントが見えてきます。
③ 徳澤
▲徳澤園1
- トイレ、診療所、テント、水場があります。ソフトクリームも売ってた。
- 標高1562m
▲徳澤園2
- 横尾を目指します
▲徳澤園
- 徳澤園から、90度曲がって横尾へ。
▲猿
- 山道に現れた猿
- 数匹で群れをなしている
- 人慣れしてる様子だった。
④ 横尾
▲横尾
- 横尾山荘、トイレ、自動販売機、大橋があります。
- 横尾までは、奥穂高と同じルートになります。
▲山道
横尾から進むと、川を左側にしながら、進んで行きます。
⑤ 一ノ俣
一ノ俣
写真機能が悪くなり、写真が撮れなかった(´;ω;`)スンマソ
記憶では、橋を渡り、一ノ俣という表札が立っていて、方向⇦が記されていた。
90度、左に曲がる感じでした。
次に二ノ又があり、そこまでは、平たんな道ですが、槍沢ロッヂ手前から登るようになります。
▲二の俣
一ノ俣も同じような案内板がありました。
⑥ 槍沢ロッヂ
▲槍沢ロッヂ
- 雨で写真がボケてます ><。
- 宿泊場、ベンチ、水、トイレあり
- 周辺展望なし
- 休憩場として良い
- 以後、登りが続く
⑦ ババ平テント場
▲ババ平テント場
- 有料トイレ
- テント料金は槍沢ロッヂに払う@30張
- 休憩場
▲ババ平キャンプ場の案内板
⑧ 槍沢大曲り
▲槍沢大曲 案内板
- 川を左にしながら、登る、それほど急登ではない。
- 水が流れてる道が所々あったが、靴が少し濡れるくらいで、問題なく行ける。
⑨ 天狗原分岐
▲天狗原分岐
- 休憩する人が多かった。
- この辺りは野原が広がっていて、紅葉時は、キレイです@👇写真
▲天狗原の道 @紅葉時
- この辺りは、景色もあり、心地いい登山が出来る。
▲天狗原を抜けて、槍ヶ岳が見えてくる
- 風が強く、寒く、標高も高いので、この辺りは辛かった。
- 登って行くと「坊主の岩小屋」というの修行僧が、籠ったと言われる屋根付きの岩場があった。
⑩ 殺生ヒュッテ
▲殺生ヒュッテ
- 岩場を登って行くと、殺生ヒュッテが見えてくる。
- 槍ヶ岳山荘に行く人は、少し遠回りになるので、寄らずに進もう。
- 10月10日(祝日)の体育の日の前後に閉鎖する。
⑪ 槍ヶ岳山荘
▲槍ヶ岳山荘
- 槍がよく見える山小屋。
- 泊まらない人も、ココで休憩して行くのが良い。
⑫ 槍ヶ岳
▲槍の穂先
- 左側が登り、右側が下り。簡単に言えば、左側通行。
- 写真が全てを語ってますね..
▲白い矢印があり、登り下りが記されてます。
▲槍ヶ岳 山頂手前のハシゴ
- 槍ヶ岳山荘から槍ヶ岳まで約30分。疲れてなければ実際15分くらいで登れる。
▲槍ヶ岳
- 登頂^^/
- 10人くらいでいっぱいの広さ。
- 思わず、自分で拍手👏した。
山頂の景色
▲槍ヶ岳山荘がみえます
▲よき展望^^
- 殺生ヒュッテも見える
- nice
▲剱岳、立山かな
▲遠くに富士山
YouTube動画で山頂景色👇
難易度
大雑把に言えば、
- 上高地ー槍沢ロッヂ 平地
- 槍沢ロッヂー槍ヶ岳山荘 登山
- 槍ヶ岳山荘ー槍ヶ岳 クライミング
長時間歩く体力と槍先の岩登りの2つに分かれると思います。
長時間歩く体力
体力に合わせて、休憩しながら行く事が大事です。
山小屋泊も、自分の体力に合わせて、宿泊数を決めると良いです。
槍沢ルートは整備されているので、歩きやすいです。
普段からよく歩いておくといいです。
長く歩いても疲れない体にしておく事です。
また荷物を必要最小限にして、代わりに、お金を持って行き、山小屋で補給、休憩しながら行くのもありかなと。
槍先
- 最後の槍先は、鎖場、岩場、ハシゴを20分登る
- 疲れている時に登らず、槍ヶ岳山荘で休憩してから行くのがいいです。
- 凍っていそうな朝や冬に近い時期は、避けるといいです。
- 高い所が苦手とか、足がグラグラしちゃう人は、やめといた方がいいかな。
- 剣岳より、鎖場、岩場、ハシゴは少ないです。
- ヘルメット着用を忘れずに。
- 体力的には懸垂が出来るといいかと思います。
山小屋紹介
槍沢ロッヂと槍ヶ岳山荘に泊まったので、その2つの山小屋を紹介します。
予約について
- 同じ公式サイトから、予約出来きます。
- 予約する際は、空き状況が、公式サイトに載ってます。
- 土日祝から埋まるので、その日に予約したい人は早めに予約する事を勧めます。
- 特に槍ヶ岳山荘は、早く予約が埋まります。
槍沢ロッヂ
槍沢ロッヂは、上高地~槍ヶ岳までの⅓ほどの距離の位置にあります。
食堂、乾燥室、風呂、充電ブース、トイレ、談話室、漫画雑誌、などあり、サービス内容は良かったです。
▲受付窓口
上の看板が見にくいが書いてある内容は、以下。
- 一泊2食(夕食+朝食/夕食+お弁当)¥13,000
- 一泊3食(夕食+朝食+お弁当)¥14,500
- 素泊まり¥9,000 宿泊のお客様のみご入浴できます
- ババ平キャンプ場 使用料¥2,000
*価格一人当たりの料金です
▲時間割
- ちなみに、風呂時間は夕方16時前後
▲領収書を兼ねた「朝食+夕食のチケット」
- 食堂に入る前に消毒液で、消毒して入場^^
▲夕食
- ご飯、みそ汁、お茶 おかわり自由。@手を挙げるとスタッフが来ます
- サバの味噌煮が美味しかった
▲食堂風景
- 写真には写ってないが、TV,ストーブがあった。
- TV映像は、夕食は槍ヶ岳のDVD、朝食時は、ニュースだった。
▲談話室 @2階
- 夕食後、ココでゴロンと、寝転んだ。
- 写真には写ってないが、奥に山の雑誌が沢山おいてあった。
- 寒いのでストーブがあるのは良かった^^
▲漫画 @2階
- 階段を上がった所に漫画が沢山あった。
- 山関係の漫画が多かったかな
- ARMSって漫画が、面白く就寝前まで読んでた@@
▲靴置き場 @2階
- 下駄箱が2階にある。
- 各寝床の前に設置してあります。
- 1階に乾燥室があり、そこに靴を置いている人もいた。
▲寝床1
- 一般人の利用する寝床。
- 2段ベット式で、寝床前にカーテンがある。
- 2段目のベットはライトが無かった
▲寝床2
- 上級国民がの利用する個室。
- 密にならず2人だった、対角に一人づつ。
- 余談だが、寝息がうるさいおじいちゃんと相部屋になった。
- ワイヤレスイヤホンのノイズキャンセリング機能が役立った。
- イビキも多少、ノイズキャンセルする気がしました。
▲風呂 @1階
- 温まるだけだが、汗を流せるし疲れも取れる
- 入浴時間が決まってます。@夕方4時前後
- 風呂がある山小屋って、かなり珍しい。
- 人が少ない時は、時間別で男女兼用してました。
ココの荷物置き場で、不要な荷物を置かせてもらい、槍ヶ岳へ向かい、下山に回収しました。
空き缶は、玄関出入口前に空き缶箱がありました。
▲ドリンクサービス券 ゲットしました^^v
- 2泊すると貰えます。
- 下山時に利用させてもらいました
▲充電コーナー
- 充電器は持参。
- 消灯後は充電出来ない@20:00消灯
- Wi-Fiは無い。
- モバイルなら、玄関出た所なら、繋がります
槍ヶ岳山荘
- 槍が目前に見える、最も槍に近い山小屋。
- 食堂、売店、談話室、乾燥室、充電ブース、自動販売機、などある。
- 女性スタッフの対応が良かったです。
▲槍ヶ岳山荘と槍ヶ岳
▲チケットを購入して入場 @13,000円
寝床は主に2つ
寝床の写真は撮り忘れました;
一般国民が利用する方に泊まりましたが、隣同士の距離は少なく、小さなカーテンで区切ってあった気がします
▲食堂 @昼飯
- 牛丼を食べました。サイズは少し小さかったです><。
▲食堂 @朝食、夕食
ご飯、みそ汁、お茶 おかわり自由。
充電ブース前に無料Wi-Fiがあるので、ネットが繋がります
▲乾燥室
- 乾燥室に入る前に、名札があり、名前を記入して、物に取り付けます。
また写真は無いが、談話室があり、漫画、山雑誌、ストーブ、槍の写真が飾ってありました。
▲槍ヶ岳山荘にヘリが来た!
物資を運ぶヘリがきまた。
YouTube動画で👇
槍ヶ岳 下山
下山は以下のタイムテーブルでした。
5:30 槍ヶ岳山荘 朝食
7:00 槍ヶ岳 登頂
7:30 槍ヶ岳山荘 出発 @荷物は7:30まで置けます
11:00 槍沢ロッヂ 荷物回収と休憩
16:00 上高地バスタ
- 槍ヶ岳山荘~槍ヶ岳へ @朝食後
- 朝食前だと、まだ暗く、寒く、凍って、滑りやすい。
- 荷物を7:30に回収しに戻るので、それまで荷物を整理して、すぐに、槍ヶ岳に登って山荘に戻ってくる必要がありました。
- 僕はヘルメットを持って行ったが、ヘルメットの貸し出しは槍ヶ岳山荘である、多分有料だろう@500円くらいかなと思う。
- 槍ヶ岳山荘~槍沢ロッヂへ
- 坊主の岩小屋辺りは、白い矢印が岩に、マークしてあるが、それでも、下山の方向を少し間違えた。正規のルートで行かないと、ガレ場で下山しにくい。
- 槍沢ロッジで休憩
- 槍沢ロッヂまで来たらだいたいの下山時刻が予想出来るので、最終便バス17:30まで余裕があると思ったので、休憩しました。
- 槍沢ロッヂにより、置かせてもらった荷物を回収し、その荷物の中に、松本から来る道中に買ったリンゴがあり、ロッジ前のベンチで食べました^^
- ジュース無料券があり、ロッジでポカリスエットをもらいました^^👆写真
- 横尾~上高地まで
- 横尾から上高地バスタまでは、平たんな道で、約3時間。早めに歩けば、時間短縮できるかと思いますが、この辺りまで来る頃には、だいぶ疲れてます。気力で歩く感じです。
感想
槍沢ロッヂと槍ヶ岳山荘
当初の計画では
1日目 槍沢ロッヂ 宿泊
2日目 槍ヶ岳山荘 宿泊
3日目 下山ー帰宅
こんな予定でしたが、1日目、2日目に雨が降ってしまい、2日間、槍沢ロッヂに泊まった。
槍沢ロッヂに2日間宿泊
- 退屈だったので、漫画、雑誌を読んだり、ストレッチをしていた。
- 2日間泊まると、ジュース無料券を貰えるのと、食堂で優待席にしてくれた。
- ストーブ近くで、TVが見やすい位置でした^^
- 寝床も密ではなかった。
槍ヶ岳山荘 宿泊
- 槍沢ロッヂで泊まって、翌日、槍ヶ岳山荘に泊まると、同じ人に会う。
- 槍ヶ岳山荘は、密で、2段ベットでしたが、1段目に人が密に集中して、2段目は誰も居なかった。
- 多分、掃除しにくいから、1段目だけ利用するようにしてもらっているのかなと思った。
共通点と相違点
- 槍沢ロッヂも槍ヶ岳山荘も寒かったが、双方、ストーブが置いてあったのは良かった。
- 消灯後はストーブは消す。
- 洗面所は双方あるが、槍ヶ岳山荘は歯磨き禁止でした。槍沢ロッヂは歯磨きしてる人はいた。
- 僕は、歯ブラシを持って行かなかったので、テッシュで歯をゴシゴシした。
時間とお金と体力が必要
槍ヶ岳に行って思った事は、
「時間とお金と体力が必要」
- 社会人だと、行ける時間と行ける時期が、かなり狭い。7月~11中旬
- お金は、宿泊費、交通費(バス賃、駐車料金、ガソリン代、ETC代)が特にかかる。約5万円
- 体力は、長距離を長時間歩き、翌日も疲れが残って体力が回復しなかった><。
親からお金を借りてもいいし、会社で有給を取って時間を作ったりして、
なるべく、若いうちに行った方がいいですね。
今まで、行こうと思って行けなかったので、行けて良かったです。
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